マイコプラズマ乳房炎発生原因調査の協力依頼
by 生産振興課
マイコプラズマ乳房炎発生原因調査の協力について
根室管内では平成25年度からバルク乳検査を基点とする
『マイコプラズマ乳房炎対策』を実施してきましたが、
なぜ、その農場でマイコプラズマ乳房炎が発生したかの原因が
特定できていない状況にあります。
現状では、バルク乳の定期的な検査とその後の対処、加えてNOSAI等の
獣医機関による臨床対応によって、根室管内におけるマイコプラズマ乳房炎の
被害は、少ない状態でコントロールされていると考えております。
しかし、今後この病気による被害を更に減少させる為には、
『農場における病気の発生原因の究明』が必要であり、その原因への対処を
検討していく段階にあると考え、根室管内マイコプラズマ乳房炎対策会議では
酪農学園大学と連携して、今回、発生農場や非発生農場へ
【根室地区マイコプラズマ乳房炎疫学調査質問票】を各農協へ送付します。
調査票の回答には少しお時間がかかると思いますが、今後の対応策などの
参考にしたいと考えておりますので、調査協力の依頼があった農場は
ご対応をよろしくお願い致します。
尚、下記には平成27年4月1日〜11/19(現在)までのバルク乳スクリーニング検査
の根室管内の結果を掲載します。
(根室管内は年4回のバルクスクリーニングを実施しています)
検体数 3,058検体 → 陽性検体 11 陽性率0.36%
ボビス 7検体
ボビジェニタリウム 1検体
その他 3検体
※これはバルクスクリーニングの結果のみです。
(臨床からの発生はカウントしていません)
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