妊娠関連糖タンパク(PAGs)検査について
by 生産振興課
おはようございます。
10/20より日本でも生乳から(PAGs)を検出し、
妊娠しているかの確認かなどの検査に用いられるような検査が開始されました。
現在は北米を中心に約25カ国がこのような検査を取り入れているみたいです。
メリットとしては
(1)高い検査精度で判断できる
(2)迅速な検査結果として検査到着日から2営業日以内で検査結果が回答可能
(3)大規模農場で発情同期化などを実施している農場では特に有効に活用できる
(4)乳検組合などで希望農家を数件まとめ、検体送付などのとりまとめを
きちんと実施してくれる組合については検査費用などの割引など相談できる
デメリット(不安要素)
(1)授精後28日目以降から高い感度や特異度を示すみたいなので、
それ以前の授精期間については信頼度がやや落ちるみたいである
(2)分娩後45日以上もしくは60日以上の経過で高い精度を示す
それ以前の検査では精度信頼度が落ちる
(3)検査費用が発生する
※北米を中心とした諸外国がこの検査を実施していることから、
今後、日本でも普及していく可能性が高いと感じます。
今後、より繁殖などの効率化が進んでいくなかで、こういった検査も
手法の一つだと感じます。
昨日、この検査についてアイデックスラボラトリーズ株式会社の
担当であるくるすさんという方と色々なお話を聞かせていただきました。
添付資料としてパンフレット掲載の許可をいただきましたので、
興味のある方は添付資料を確認してください。
また、直接話を聞きたい方などは添付資料記載の番号へお問い合わせ
をするか、根室生産連の瀬野まで御連絡ください。
添付ファイル
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