検定成績をきちんと活用できるために
by 生産振興課
この3カ月くらい、自分はずっと検定成績の活用を提案してきました。
記事の中にもあるとおり、
十勝と根室では一頭当りの年間乳量の差が約1,200キロもあります。
経営理念などの違いもあると思いますが、自分が一番大きく感じたのは、
情報(データ)利用の頻度や意識格差が大きいと感じております。
十勝は十勝農協連が独自のデータなどを作成し、幅広く農場に還元され、
農場も独自に有効活用している農場が多いと実感させられました。
根室管内の農場に今、一番必要なことは情報をうまく利用できる
状態を保ち、農場が効率的な作業を実施することだと思います。
効率的な作業実施をすれば、その分、時間にゆとりができ、
農場内を客観的にデータを見ながら、問題点の発見などに
時間を費やすことができますね。
私達職員もデータを利用しやすい環境を整えるために
(公社)北海道酪農検定検査協会などの関係機関と
協力をしたいと考えておりますので、機会があったら、
農場の声をお聞かせください。
あと、4月から北酪検の本所から検定成績のエキスパートである
大屋氏が根室事業所に赴任されています。
各農協で職員の勉強会なども実施して情報普及に力をつけていきましょう。
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