根釧農試酪農フォーラム
by 生産振興課
題目:第24回根釧農試酪農フォーラム
開催場所:「なかまっぷ」コミュニティホール
開催日時:3月13日(火)
主 催 者:根釧農試
参加者数:108名
根釧農試主催の酪農フォーラムが3月13日に開かれ、次のテーマで講演が行われました。
(1)「乳牛の繁殖改善プログラムの活用について」
講師:道総研畜産試験場 研究主幹・南橋昭氏
(2)「根室管内における乳牛の繁殖改善活動」
講師:根室農業改良普及センター 主査・曽根保尚氏
(3)「超音波画像による子宮の検査法」
講師:根釧農試 研究主幹:小山毅氏
講習内容
(1)「乳牛の繁殖改善プログラムの活用について」
・最近の繁殖状況として受胎率の低下、発情時間が短くなっており、発情発見時に早めに授精すること、授精後40日以前に妊娠鑑定を行うことを推奨していた。
・繁殖改善プログラムは初回受胎率等の繁殖成績、脂肪肝等の周産期病の周産期モニタリング、乳成分評価、発情発見等のシステム内の各機能の使い方、見方を話された。尚、「繁殖改善モニタリングシート」は本会情報課から提供可能であるので、JAを通じて依頼されたい。
(2)「根室管内における乳牛の繁殖改善活動」
・この講習はFAC活動の取り組み報告、詳しくは本会ブログの3月19日更新の「FAC活動全体検討会」を参照されたい。
(3)「超音波画像による子宮の検査法」
・子宮内膜炎等の繁殖に悪影響を及ぼす要因を早期発見するために超音波画像に着目 し、膣検査、子宮内膜細胞を検査する細胞診の三つの検査を紹介した。
・現段階では、個々の検査で検査するより、これらの複数の検査を組み合わせることでより検査精度がますことがわかった。
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