平成26年度 検定員中央研修会
by 生産振興課
平成26年度検定員中央研修会が開催されました。
日時:平成27年2月27日(金)
場所:札幌市 芸術文化の館
主催:北海道酪農検定検査協会
『牛群検定40年の歩みとこれから』 信國卓史 氏
『私の酪農経営と乳検』 中村寿夫 氏
『乳用牛改良をめぐる情勢について』 大藪武史 氏
『仕事を進めるうえでどうすれば
モチベーションは維持できるの?』 中岡 千香子 氏
※平成26年度優秀検定員表彰として根室管内からは
計根別乳牛検定組合 徳橋 百合子 さん
標津町乳牛検定組合 青山 義明 さん
が表彰されました。おめでとうございます。
体細胞数をかなり低く抑えている中村さんの家で実践していること
・牛床にはパスチャーマットを使用している
・牛床を10センチ延長した
・放牧のために通路にはゴムマットを敷く
・敷料には大量の麦稈を使用
・繋留はNYスタイルでパーテーション
・給水は全頭同時飲水が可能
・乾乳については前期と後期を分け、完全に別飼い
・放牧を実施していて蹄病がほとんどない
ポイント
・とにかく過搾乳をしないことに気を付け、マッサージなどをして
残っている乳を出す人も多いと思うがうちでは実施しない。
・とにかく、早めにミルカーから外す。過搾乳しないこと
・良い乳を搾るには良いエサを与えることで堆肥については
嫌気性微生物資材を使用して天地返し1回と2回の切り返し作業を実施
・嫌気性微生物を利用する理由は冬でも発酵し、時間短縮でき、
臭気が大幅に減少する
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