乳検連会議・後代検定推進会議について
by 生産振興課
平成24年度 乳検連合会会長・事務局会議
後代検定推進会議
開催日時:平成24年9月27日 13時30分〜17時まで
開催場所:札幌市 北農ビル19階 3・4会議室
主催者:北海道酪農検定検査協会
平成24年度 地区別乳検組合長・事務局会議
後代検定推進会議
開催日時:平成24年10月9日 13時30分〜17時10分まで
開催場所:中標津町 根室農業会館第2会議室
主催者:北海道酪農検定検査協会
上記の会議が開催されました。内容は重複しているために一緒に記載します。
(1)牛群検定事業の概況について
・現在の根室管内の検定戸数は958戸(平成24年8月現在)昨年同時期から-16戸となっている。(減少の大きな理由として離農)
・根室管内の検定員数は53人(男30、女23)で平均年齢は52.6歳
(2)牛群検定事業について
・自動搾乳システム設置農家での検定頻度は
今までは月に一度、連続24時間以上の検定を実施するとなっていたが、
今後は月に一度、連続12時間以上の検定を実施するに変更となる。
・根室管内ではお試し検定(最大6ヶ月間無料で検定を実施できるもの)利用度が全道で一番高く、平成11年度のスタートより195戸が参加した。
(3)後代検定推進事業について
・これまで娘牛の公表基準に係るカウント法の変更については
今まで分娩後90日以上経過した娘牛が10牛群15頭以上
今後は分娩後120日以上経過した娘牛が10牛群15頭以上に変更になります。
※ただし、体型調査は分娩後すぐにでも体型データの数字は有効となるそうなので、体型調査の方(審査員)がきたときには、後代検定娘牛が分娩直後でも見せてください。
事業に関わるお知らせ
○乳用牛改良体制強化対策事業について23後代検定精液で生まれた娘牛でデータ調査に協力してくれたら、一頭A4なら2万円、ATなら1.8万円が補助金として支払われていましたが、その事業も23後代検定精液を持って終了となりました。今後は高泌乳持続性乳用種雄牛利用促進事業として24、25後代検定候補種雄牛の精液を授精した雌牛に対して1頭当り1000円支払われる予定となっているそうです。今までの補助金制度(娘牛に対しての補助では2年後事業金となるために本来はその申請スタイルでは問題となっていたため)の支出は困難であるとなったために変更となったと説明を受けました。高泌乳持続性乳用種雄牛利用促進事業では授精する娘牛が
(1)ホル協での血統登録牛であること
(2)繁殖記録の報告があること
が対象に支払われると報告を受けています。
また、高泌乳持続性乳用種雄牛利用促進事業とは別に、各国産AI事業体でも後代検定娘牛としてデータを利用させてもらったものに対して、違う形での助成を考えていると説明がありました。今後、詳細などが明確になりましたら、ホームページを通じ、要項などを記載していくつもりでございますので、お待ちください。
皆さまへのお願い
・乳検連の事務局を担い1年半が経過致しました。私は以前、体型調査の動向や精液請求業務、家畜人工授精師協会の事務局などをやっておりました。その経験が現在の業務に役に立ち、やっと乳検について少しづつではありますが、理解してきたつもりです。後代検定事業については優秀な国選精液を造成するのに必ず必要なものであり、そのデータはたくさん必要だと考えております。後代検定精液を利用していただく農家さんにはできるだけ、娘牛として生まれたら、今年度から根室乳検連が発行している後代検定娘牛専用シールを耳標に装着していただき、初産検定終了するまで保留していただきますことと、体型調査にも御協力していただきたいと考えます。この根室の取り組みが後代検定娘牛のデータが数多く取得でき、信頼度も高い国産種雄牛造成に役立つようになると信じ、この根室地域の取り組みを全道、全国に発信していきたいと考えております。皆様の御協力よろしくお願いします。
また、何かわからないことなどがございましたら、各組合担当者を通じ、根室生産連瀬野まで御連絡ください。
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