ゲノミック評価の利活用を図る勉強会
by 生産振興課
ゲノミック評価の利活用を図る勉強会が下記の日程で開催されました。
日時:平成25年11月26日 13時〜15時まで
場所:中標津経済センター コミュニティホール
主催:(公社)北海道酪農検定検査協会
講師:北海道農業研究センター 主任研究員 萩谷 功一
参加:21名
内容
(種雄牛の選抜)
・現在日本ではゲノミック評価を種雄牛の1次選抜のみに使用されているが、フランスでは後代検定制度を廃止し、ゲノミック評価1本で実施している。その他多くの諸外国では後代検定とゲノミック評価を併用して種雄牛選抜を実施している。
・ゲノミック評価では大幅な世代間隔が短縮できるが、一方で後代検定ほどの信頼度を確保することができないのが欠点である。
(アメリカでのゲノミック評価の現況)
・アメリカではゲノム評価は毎月評価され、申請の翌月か翌々月には結果がでる
・アメリカではCDCBという乳牛改良の協議会があり、評価集計結果を販売している。雌は基本安価であるが、種雄牛は高い設定となっている。
・A牧場では生まれた雌の半数を早期にSNP検査をしている。
・B牧場ではETで誕生した子牛は全頭SNP検査を実施している。
※講義で使用された資料は現在講師の方に依頼しております。許可がおりしだい、PDFにて添付したいと考えております。
|