平成27年 根室管内乳検成績集計
by 生産振興課
平成27年根室管内の乳検成績をまとめたので報告します。
※成績数字は修正しました。4/7の成績をご覧ください。
繁殖成績が良好な農場とそうでない農場では
初回授精開始日数の差が 20.8日
平均空胎日数の差が 57.9日
120日以上空胎牛割合の差が 24.3%
あります。
これは分娩間隔399日以下の農場(106戸)と441日以上の農場(294戸)
を比較したものです。
全体の割合では分娩間隔399日以下の農場は根室管内で約12%です。
分娩間隔441日以上の農場は根室管内の33.1%です。
空胎日数の一日ロス費を仮に600円で設定した場合には
良好の農場と良好ではない農場で(搾乳牛100頭)で計算した場合は
(搾乳牛) (空胎日数差) (一日当り損失額)
100頭 × 57.9日 × 600円 =3,474,000円
たった一年でいい車を一台買えてしまいます。
7年くらいで家を買えてしまいます。
今は貯蓄できる最後のチャンスかもしれません。
早い段階で改善策を講じてみてはどうでしょうか?
まずは牛群検定WEBシステムで自農場の成績を確認してください。
データは無料で利用できます。
https://nyuken.hmrt.or.jp/dl
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