by 生産振興課
(平成27年1〜12月年間検定成績から)
・根室管内の一戸当りの飼養頭数も年々増加しています。
飼養頭数が多くなると目視だけでは、目が行き届かず、
データをうまく利用していかなければなりません。
農場搾乳実頭数を下記で分け、成績を添付しております。
(1)搾乳実頭数が200頭以上規模
(2)搾乳実頭数が100〜199頭規模
(3)搾乳実頭数が99頭以下規模
(1)搾乳実頭数200頭以上 (平均)での成績
対象農家:29戸
実頭数:303.90頭
除籍牛率:31.89
年間乳量:9819.50キロ
体細胞数:17.90万
リニア平均:2.34
リニア5以上割合:12.10
分娩間隔:410.9日
初回授精開始日数:74.90日
授精回数:2.33回
発情発見効率:68.10%
空胎日数:134.55日
空胎120日以上割合:46.24%
(2)100〜199頭 (平均)での成績
対象農家:171戸
実頭数:128.40頭
除籍牛率:27.97
年間乳量:9086.80キロ
体細胞数:18.79万
リニア平均:2.38
リニア5以上割合:13.56
分娩間隔:426.98日
初回授精開始日数:87.29日
授精回数:2.23回
発情発見効率:61.18%
空胎日数:150.8日
空胎120日以上割合:53.39%
(3)99頭以下 (平均)での成績
対象農家:683戸
実頭数:63.52頭
除籍牛率:25.06%
年間乳量:8295.2キロ
体細胞数:21.21万
リニア平均:2.58
リニア5以上割合:15.8
分娩間隔:433.87日
初回授精開始日数:86.27日
授精回数:2.28回
発情発見効率:59.70%
空胎日数:155.82日
空胎120日以上割合:54.93%
飼養頭数が多い農場はデータをうまく活用している農場が多い
ので、この結果になっていると私個人は思います。
農場の規模に関わらず、データ利用は根室管内の今後の課題です。
本当に成績の良い農場は目視、データ活用、
両方をきちんとしている農場が多いという傾向がしっかりあります。
先日、十勝と根室の乳量比較の記事を掲載させていただきました。
一頭当りの乳量差が1,159キロ差があるのは乳量階層の占める割合の
上下の割合が大きな差があると書きました。
十勝ではデータをうまく活用して自農場の状態をきちんと把握し、
対策を講じている農場が非常に多いです。
だから、年間乳量10,000キロ以上の農場の占める割合
根室管内と比べてすごく多いです。
根室管内でも本会が情報事業課では様々なデータを持っています。
今後はより、農場に有効なデータも本会からも発信していかなければ
いけないと痛感しております。
まずは、北酪検のWEBシステムを活用し、自農場の把握をして
みてください。本会でも、色々な要望を北酪検へ伝えています。
今後はより農場がデータ活用していける体制を本会も検討して
いき、今後、根室管内の農場がより効率的な経営に取組やすい環境を
整えていきたいと考えておりますので、ご気軽にご相談ください。
まずは、下記にアクセスするところからお願いします。
https://nyuken.hmrt.or.jp/dl
今後は酪農業界に厳しい時代がくる可能性が高いです。
貯蓄できるときに多くの貯蓄をできるように今、
農場内の経営効率化に着手してください。
微力ながら、本会も全力で協力していきたいと思っております。
あとは、何度も言っておりますが、農場、農協が利用しやすい
効率化のためにすべてのデータが一本化されることを
国、道が主体となって実施していってほしいと強く望みます。