日　　時：平成24年1月27日
場　　所：別海町マルチメディア館　マルチメディアホール
講　　師：宮城県　(有)北国肉牛商事　代表取締役　小野健一　氏
参 加 者：75名

　本セミナーは根室和牛協議会とホクレン農業協同組合連合会中標津支所との共催で開催しました。
　講師には日本全国の黒毛種雄牛を網羅しており、日本名牛百選などの執筆もしている(有)北国肉牛商事　代表取締役　小野健一氏を招き「黒毛和種の情勢・枝肉相場の動向・今後望まれる交配について」をテーマとして講習をしていただきました。
　平成23年は原発問題で枝肉相場に影響が出ており、素牛市場については原発問題の保障金が交付されることから売買頭数は増えるだろう、とのことでした。
　血統については府県における種雄牛が紹介されることが多かったのですが、道内で繋養されている種雄牛についても高い評価をしていました。「北平安」、「北茂安93」などの種雄牛が取り上げられた中、特に「北乃大福」については「（北乃大福の産子は）肥育に多少失敗しても肉質が3等級以上になる」、「宮城県では産子が素牛市場時で300kgを超せば55万円以上で売れる」などの説明がありました。
講演いただきました小野先生にお礼を申し上げます。