根室家畜人工授精師協会講習会(2回目)
by 生産振興課
根室家畜人工授精師協会講習会(2回目)を開催致しました。
日 時;平成25年2月25日(月)
場 所;根室農業会館 3F 第2会議室
参加者;根室家畜人工授精師協会々員39名
講 師;北海道ホルスタイン農業協同組合 審査部長 千葉 義博 氏
(1)体格審査決定得点から読み取れる根室管内と全道の違いについて
(1)根室管内と根室を除く全道の各部位ごとの決定得点平均を説明。体貌骨格は20 00年から2008年にかけて全道よりも劣っていたが2010年から決定得点 が全道に追い付いてきた。
(2)肢蹄については全道よりも平均点が高くなっているが、その他の部位(乳用強健 性、乳器総合決定得点)は全道よりも低い結果となっている。
(3)決定得点等は全道と比べると、低い結果となっているが遺伝評価値ではどの部位 も全道と比べ均衡している。
(4)授精師の精液選定は全道よりも高い数値が出ているところもあるので授精師の精 液選定は間違っていないように見られる。生産者の選抜淘汰をもっと積極的に出 来ればすぐに全道に追い付くとこが出来る。
(5)体型の改良をするためには、母牛の遺伝能力を向上させることが重要である。そ のためには体型審査や交配相談システムを実施し、各牧場の現状の在籍牛を把握 してもらう必要がある。
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