日頃より、生産者の皆さまとお話をさせていただき、
　より感じるのは、各団体が努力して非常にいいものができたと
　しても、それが、色々なものと連動していないといけません。
　例えば、今回のＷＥＢシステムＤＬ版についても自分自身、非常に
　検定成績表が視覚的にみやすくなり、活用してほしいと感じておりますが、
　例えば、獣医さんの診療履歴などとリンクしていると、より、良い情報が
　提供できると思いますし、農家さんのポジティブリストなどの整理についても
　その情報がデータ提供されれば、色々なことに連動できます。
　除籍の理由などの情報もより、信頼度が高くなり、改善点なども正確に
　データ根拠となると思います。そういったシステムになれば、
　各農協、農家さんの飼料給与報告や細かい報告も精度がまし、そのシステムが
　営農計画書などの作成にも利用できるようになればいいですし、そのシステムに
　農協で組勘などの情報入力などの機能もあれば、一つのシステムで
　すべて管理できるという最大のメリットができ、職員や生産者の負担軽減に
　なると思います。私も、札幌の会議などで診療履歴提供のことなどを発言しても
　獣医師法や個人情報などの壁があり、なかなか進展していかない現状です。
　
　　今後、国や道がそのような酪農家の声を聞き、各団体のデータ提供などで
　生産者、職員の無駄な労力を削減するような動きにつながりますので、
　ぜひ、主体となって、各団体と情報提供について協議していくような
　働きを期待します。（各地区でやるには、うまくできる地区と弊害が生じる
　地区が必ずあります。国や道などが主体となることで、各関係が協力しなけ　
　ればならないという強制力があるていど、最初は必要になると思います。）

　※2/19乳検連講習会のアンケートにも生産者のみなさまからデータ一本化
などの声が多くあがってました。

　　何か、ご意見ご反論がございましたら、瀬野まで御連絡ください。