根室生産農業協同組合連合会 業務ブログ

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ゲノミック評価の利活用を図る勉強会が開催

by 生産振興課


2月19日(木)に根室農業会館にて開催されました。
 参加者22名

(1)ゲノミック評価を用いた利活用方法 山口 諭 氏
・平成26年度のSNP事業の実施状況として62組合382戸が
参加して3,103頭が実施した。
・後代検定制度は遺伝的評価値の信頼度は高いが時間とコスト
がかかるというデメリットがある。
・インピュテーションとは遺伝子型が不明なものを推測して条件
を同じにして補完計算すること
・高密度の検査チップ(50K)では54,609箇所、低密度(LD)
では6,909箇所の遺伝子情報を得ることができる。

(2)ゲノミック評価について  橋場 健治 氏
・26年度の検査料金は低密度で10,025円、高密度で24,065円
(27年度は値上がりする模様)
・アメリカのゲノミック評価を検証した結果では乳量、乳成分の
バラツキは少しあるものの、体型に関わる数値のバラツキは少ない
ので、牛群体型や乳器を改良したい農家にはゲノム評価活用有効である。
・ゲノム評価を育成牛全体が活用し、1/3牛は後継牛選抜へ下位牛へは
レシピエントなどに利用するのが好ましい。


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